相続センターブログ

<< 遺産分割協議書か遺言書・どちらが効力があるか? | main | 全血兄弟姉妹と半血兄弟姉妹 >>
作成された遺言書が無駄になった
甲さんから3年前に父親が作成された遺言書について相談を受けました。父親の財産は自宅60坪(時価3600万円)と金融資産が約2000万円。相続人は配偶者と子供3人(兄弟仲は良くない)とのこと。遺言書の内容は、自宅を配偶者と甲さんに2分の1づつ、金融資産は相続人4人が均等に相続するというものです。ところが今年6月に母親が亡くなってしまったとのこと。受遺者(この場合は母親)が先になくなった場合、この遺言書の効力はどのようになるのかという相談です。
このような場合、遺言書の効力には問題ありません。3人の子供さんへの遺言内容は有効です。母親が受け取るはずの財産につきましては、他の相続人3名で協議(遺産分割協議書を作成)を行い相続することになりますが、相続紛争の火種になる可能性があります。
人の死は必ず順番通りになるとは限りません。甲さんのお父さんは遺言書を書き換える必要があります。ただ、甲さんによりますと、お父さんは遺言書を書き換える能力はもう無いとのこと。前に作成された遺言書の一部が無駄になります。
高齢の方が遺言書を作成される場合の注意点は、相続が順番通りにならない場合を想定して作成する必要があります。本件の場合は「妻○○○が遺言者より先に亡くなった場合その財産は長男甲に相続させる」と記載しておけば、問題はなかったと思います。
| 遺言書 | comments(0) | -
コメント
コメントする









カテゴリー
リンク
相続相談センター

京都市中京区烏丸通蛸薬師上ル
七観音町637
インターワンプレイス烏丸2-A

最新の記事
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< May 2019 >>
記事の履歴
コメント