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無権代理人の不当行為

借家を賃貸借している方からのご相談

 

「8年前より賃貸借していて、この秋に4回目の更新時期が来ている。先月不動産業者が来て、”家主が売却をするから今度の契約の更新はしない。購入の意思があるかどうかを確認したい。価格はこのぐらいである。”と提示を受けた。どうしたらよいのか教えてほしい。」というものである。


大家は90歳以上になっており、字も書けないしぼけている、毎月家賃を大家に届けているが、所有者の大家は寝たきりの状態であり、家族の方に家賃を手渡している。どうやら、相続が近いと見た相続人(家族)が今のうちに処分を考えているようである。

 

問題点を整理すると、
―衢者は事理弁識能力がない、判断能力がない。
代理人は誰の代理なのか明確になっていない。委任状もない。
9愼しろとの価格は時価よりも高額である。
ぐ越費用と次の住まいの賃貸借契約に必要な金額は出す・3ヶ月間は月額3万円を補填する。

 

法律上の問題点
‖緲権のないものが明け渡しの交渉をしており、しかも自力救済の方法である。

 これは法律上認められない。
判断能力のない人から代理権はもらえない。成年後見人に登録された後見人だけである。
親族、家族からの代理権はない。
ぬ世嬰呂靴鰺弋瓩垢訐掬事由は見当たらない。

上記のような事から、相談者には心配しないように指導した。


このような状況になった場合は、家族や親族の方は法定後見人制度を利用して法律行為をするべきであり、いきなり不動産業者を代理人にすることは無茶苦茶である。また、依頼を受けた不動産業者の行為も見識を疑うものである。弁護士法に抵触すると思います。

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