相続争いのはて
2008.05.09 Friday
相続人間での争いは、他の紛争と比べると正に骨肉の争いになります。兄弟姉妹間での争いは時間も長期になり、どちらも引き下がらないため和解が成立しません。私が法科大学院で受けた教授の講義では、30年間争いを続け、45歳で相続が開始し75歳でも解決していない例もあると聞きました。現預金だけの争いで200万円ほどの分配で裁判になり、7年かかった例もあります。
相続で争うには時間と体力・意地が必要で、あの兄弟姉妹よりは長生きをする、という意気込みも必要です。
相続法では、弱者に対しての配慮を求めて遺言制度を採っているのだと思います。自己の主張だけではなく相手の立場も考える必要があるのではないでしょうか。争いがあっても、経済的に特になる事はありません。揉めて喜んでいるのは、弁護士だけでなないでしょうか。
相続で争うには時間と体力・意地が必要で、あの兄弟姉妹よりは長生きをする、という意気込みも必要です。
相続法では、弱者に対しての配慮を求めて遺言制度を採っているのだと思います。自己の主張だけではなく相手の立場も考える必要があるのではないでしょうか。争いがあっても、経済的に特になる事はありません。揉めて喜んでいるのは、弁護士だけでなないでしょうか。