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代襲相続人は親の寄与分を主張できるか
甲さんの父親は若い頃から祖父の事業に従事してこられ、祖父の財産の増加に大いに貢献してこられました。ところが祖父より先に父親が亡くなられ、2年後に祖父も亡くなられました。祖父の遺産相続で、甲さん(代襲相続人)と叔父と叔母(父の弟と妹)との争いになりました。甲さんは父親の貢献を評価(寄与分)するよう主張することができるのでしょうか。
民法では、相続人の中で亡くなった人(被相続人)の事業に関する労務の提供や、療養看護などの方法で財産の維持や増加に特別の貢献をした人は、遺産分割にあたって法定相続分によつて取得する財産を超える額を取得することができると定めています。そして貢献のあった人を寄与者、上乗せされる財産を寄与分といいます。寄与をした者(父親)が寄与を受けた者(祖父)より先に死亡された場合には、一般的にはその寄与分は代襲相続人が寄与者に代わって寄与分を主張することができるとされています。
寄与者の貢献度(寄与分)については、明確な基準はありません。どのくらいの寄与分を認めるかは、相続人全員で話し合って決めます。話合いで決まらない場合は、家庭裁判所に調停を申し立てて決めてもらいます。
寄与分は、被相続人の生前中は贈与と認定され、主張することはできませんが、給与等として受け取ることは可能です。
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